●品質の錆び
先週の金曜日は、いつも使っている新幹線で大きな事故が起きました。
お陰で6時間もかけて新横浜から名古屋の自宅に戻りました。
原因はボルトの締め忘れ・・・
同時期に、日本の大手自動車会社2社の全世界的なリコール・・・
これらは何らかの関連があるのではと思っていたところ、Twitterを使い、お世話になっている方に聞いたところ、“品質の錆び”だと言われました。
団塊の世代(1947~49年生まれ)の引退が昨年から始まり、日本を変えてしまう程の“品質の錆び”が起きる、と予想されていたと言うものです。
なるほど!
IT分野も同様に、“情報サービス“から”知識(知見)サービス“への移行を早め無いと生き残れないと思う。
知識サービスと品質は相関関係があります。
知識(知見)は、多くは人に属しており下記が課題。
(1)知識(知見)をどう蓄積するのか?
(2)得られた知識をどう活用出来るのか?
サービスは、5つの特性があり、無形性、品質の変動性、不可分性、消滅性、需要の変動性があげられるが
(1)形がないので、見えない。
(2)人が届けるので、その人により品質のレベルが変わる。
どちらも人に依存する。
新幹線も車も日本が世界に誇れる技術であり、これらの製品を生み出すプロセスや運用サービスが優れているからこれまで成長してきたと思う。
知識サービスが形となって現れた事業と言える。
“品質の錆び”を起こさないような最新のITを駆使した新たなサービスモデルが求められていると思う。
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