休憩室:マッサージの勧め
① 会議がギクシャクして結論が出ない。
② 戦略や方針が徹底されない。
③ 質問も出ず、会議自体が活性化されていない。
④ 会議参加メンバーが不規則で統一が取れない。
⑤ 部門にまたがる課題が一向に解決できない。
リーダーとして思い当たる節は、ひとつやふたつはあるかと思います。
そんな時、どんなアプローチで本来の目的を達成するのでしょうか?
特に、文化や考え方も違う外人や他部門の方が入れば尚更問題は大きくなります。
こんな場合、私が勧めるのは、“マッサージ会議”です。
そもそも何故この様な問題が起きるのか?
① 会議目的が理解されていない。
② 参加者の問題意識(温度差)の相違。
③ 言葉(言語)の問題。
Agendaや目的の無い会議は無駄だからしない。
会議前には資料や目的を明確にして一刻も早く、コンセンサスや結論を求める。
これが本来の姿ですが現実はなかなかそうはゆきません。
こんな時は、課題の敷居を下げて、ゴールを決めずに自由な意見交換をする会議をする。
会議の主催者も、上司も、結論を急がず、強要せず、自由にものを言わせ、発言者には十分な時間を均等に与える、否定も肯定もしない。
そんな会議を意識的にしてはどうでしょうか?
一見無駄な会議と思えますが、実は効果が上がるのです。
期待される効果は、
① 意見交換を聞いていると問題の本質や議論のレベルがわかって来る。
② 問題意識(温度差)の差が軽減され、会議参加者の認識レベルが合って来る。
③ 言葉の問題が障壁であっても、コミュニケーションの情報量が増え、理解度が上がる。
“マッサージ会議”を行った後、次の会議では、より良いコミュニケーションが行われ良い結論が出せる会議になっていると思います。
それでも駄目なら、“ビア・バースト”の勧めです。
シリコンバレーや新興の企業では良くやられています。
例えば、毎週、金曜日にビールやワイン、ピザや乾きものを持ち込み、全社員を対象にオフィスでパーティーを行う。誕生日会でも良い。
自由に雰囲気で会話が弾むというもの。
目的は、コミュニケーションの質と量をあげることですから、難しいことは言わない。
いわるゆ、飲みニケーションでしょうか?
意外と効果があります。
是非、実践してみてください。
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