不況期の戦略

keyword: 事業戦略 事業領域 価値時間 参入障壁 継続投資 読み 書き そろばん e-typing

2009年度の新たな方針や戦略が各社から出されています。
こんな時期だから、どんな戦略、指針を出すのか興味半分で眺めております。
さて、君ならどうする・・・と聞かれて・・・

①事業領域の再定義と確認
・一番知りたくて判らないのが、自社の強みと競合会社の状況・・・
・自社の事業領域を再定義してみてはどうでしょうか?当然、ビジネスモデル(どこで儲けるか・・・)も再定義してみると案外良い指針が出せます。

・お客様は、価値時間に対価を払っている。
例えば、ソフトウエアライセンスもそうでしたが、顧客が得られる利益に応じてライセンス体系が決められてきましたが、OSSの台頭で新しいモデルが出来上がった。
ライセンスではなく、サブスクリプションに対して対価を払う。

100万円の車と1,000円の車・・・1,000万円の車を持っている人は、移動手段の価値以外に、持っていると言う時間にも対価を払っていると言える。

②参入障壁を上げる、参入を防ぐ
・事業領域が明確になれば、さらにその領域の障壁を補強する施策は指針となる。
・ビジネスモデルに変化があれば(例えば、同様の製品やサービスを提供しているのであれば、価格破壊、新モデルのよる破壊)、そのモデルを防ぐ施策も指針となる。

③効率的な継続投資
・効率化を基本的なところから考える。
将来の投資に対しては、市場調査や他社動向など情報を必死で集めます。
知識や情報はネット社会では誰でも比較的簡単に集めることが出来ます。
”グーグル登場以前と以後の違い”と言った人もいますが、問題は、知識や情報を得た上で、個々人や部門長のスキルや知見で事業を判断することが求められます。
こうした知見のレベルを上げることで、知識や情報だけでは得られない効率的な運用が可能となります。
成果を上げるまでの時間をひとつの尺度にすれば、その時間を短縮させる為の投資はどうだろうか?

読み、書き、ソロバンに投資をする・・・

読み、ソロバンは、グーグル、マイクロソフトに毎日お世話になっているのですが、”書き”の能力は個人差がおおきいから、ここに投資をする。
基本に返ることで、効果も高いと思います。

私のお勧めは、80万人のサブスクライバーを持つ e-typing です。


是非、ググッテみてください。



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