”気づき”の話題3つ
私は勝手に、電信柱理論、新幹線理論、カラオケ理論と名前を付けています。
1:電信柱理論
質問 「自宅から最寄の駅まで、電柱は何本ありますか?」
回答 「数えたことがないので分らない」 「くだらない質問だから答える気にもならない」 「だいたいN本です」 「N本」
即ち、自身の周りには多くの情報が平等に流れているのですが、”気づき”のレベルで回答が変わるという典型的な例で、目的意識を持っていれば、ゴールも変わると言うものです。
この話には、実はもうひとつの”気づき”がありました。
「だいたいN本」と答えた人に「何故?」と聞き返したら・・・
回答 「自宅から駅まではXメートル、電柱は30メートルごとに立っているから、N本くらいかな」
ご立派!
そうなんです、電柱の間隔は30メートル、仮説を元に検証してみることで”正確な創造力”を引き出せます。
しかも、この答えをしたのは、一般の主婦でしたから驚きました。
2:新幹線理論
質問 「新幹線の”のぞみ”と”こだま”はどちらが速いか?」
回答 「のぞみ(大多数の方の回答)」 「こだま(ひねった問題だろうから・・・)」
新幹線の車両は古いのも新しいのも制限最高速度は255Km/hです。
N700系は、270Km/hです。
即ち、”どちらも速度は同じ”ということになります。
では、東京から名古屋に行く場合を想定してみましょう。
どちらが速いか?と聞かれれば、当然”のぞみ”となります。
では、何故?
停車駅が、こだまの方が多いから遅くなる・・・即ち、停車をするので減速と加速を繰り返すこだまの平均速度は遅く、この回数が少ないのぞみが速く到着すると言うことになります。
さて、ビジネスシーンではどうでしょうか?
加速と減速、時々停車では目標達成は遅れてしまします。集中して継続することで効率化が出来ます。
みじかな話、オフィスでのブレークタイム(お茶やコーヒーを買いに走る、タバコを吸いに外に出るなど)、効率化のためのブレークですが、減速と加速をしていることになります。
オフィスの飲み物は、自動販売機ですべて無料いつでも欲しいものが手に入る、こんな環境で”のぞみ型”への移行も出来ると思われます。
3:カラオケ理論
結論から言うと、”カラオケ”と”プレゼンテーション”は良く似ている。
プレゼンテーションは、ビジネスでは大きな武器になるので、その昔は、江村さんの「効果的なプレゼンテーション」なる書籍を読みましたね~でもカラオケはあまり得意ではなかったです。
カラオケでは、
・マイクを持った瞬間から、誰も止められない、曲が終わるまで。(電源でも切れば別だが)
反応は概ね
・お~うまいね、もう一曲聴きたいね
・お~うまいね、自分も早く歌いたい
・あの人が、こんな曲も歌うのか!
・早く終わらないかな~
プレゼンテーションも同じですね。始まったら終わるまで止められない。
・良く理解できる内容だ
・自分も同様のアイデアがある
・サプライズ(ひらめき)がある
・ねむたい・・・
多少、こじつけの感もありますが、”気づき”は大切な要素ですので、仮説検証を実践して効果をあげてゆきましょう。
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