休憩室:経費削減は意識改革が有効 No.2

経費削減策の効果判定はなかなか難しい。しかし、業績会議などでは、各種削減策が提示される。

経費削減について2つの側面を検証してみた。

①無駄と削減の違い。
経費削減を呼びかけて削減できたと報告を受けると、思わず考えさせられる。
呼びかけて出来るのなら、それは何時でも出来る事を意味し、言い換えれば無駄を放置してきた証拠ともいえる。

また、活用されていない経費の典型的な例は、事務用品でしょうか?
机の中に仕舞い込んでいるだけで活用されていません。
空き箱を持って、オフィスを回ってみると驚くほどの量が出て来ます。

無駄な出費であったか、削減なのか判断基準を持って策を見直してみてはどうでしょうか?

②経費削減の為の投資。
奇異に聞こえると思いますが、削減の為の投資がビジネスになっています。
最近、レーザープリンターのトナーを削減するフトウエア(最大50%と謳っている)が出回っています。
勿論、印字の品質を確保し、管理者機能もついています。
逆転の発想ともいえますが、規模が大きくなればそれなりの効果が期待できると思います。


・経費削減は意識改革が有効

他にも、こんな例もあります。
通信費や交通費などを削減をテーマに上げたが、やっぱり駄目でした。などといった例は多くあります。即ち、削減自体が目標になり、本来の目的である”効率化”を目指した目標でないところが実行出来ない原因であるといえます。

IT的には、Webカメラの導入やSkype利用などで会議費用や通信費の削減に貢献出来ます。こうした具体的なアクションが取れない策では効果は期待できません。

また、効果算定されたコストを、社員の福利に還元するとか、意欲的に意識改革が出来る環境やしくみつくりで、効果はさらに増すと思われます。



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